2018年01月03日

ハノイの黄色

2017年12月ハノイ

hanoi-7.JPG


ハノイで目につく黄色いフレンチ・コロニアル。
ベトナムがフランスの植民地だった時期に作られたフレンチ・コロニアル様式の建築が黄色い。オペラハウス、大統領官邸、カトリック大学、革命博物館、国立歴史博物館、各国の大使館が使用する建物も。
なぜ黄色なのか?
国旗の星や、中国で高貴な色とされる黄色に儒教の影響があるのか、仏教の僧衣の色、とも思ったが、答えは<南の地>を表すよう。

ベトナム金星紅旗.png

ベトナム社会主義共和国の金星紅旗


*1887年フランス領インドシナ連邦が成立〜1954年まで。現在のベトナム・ラオス・カンボジアを合わせた領域に相当する。

フランスの<南の地>は、ゴッホも憧れた太陽が降り注ぐ南仏のイメージ。
その南仏プロヴァンスでは、黄色い石材を使った建築(大聖堂や市庁舎、邸宅)が多く見られ、陶器(アプト)も、電車も黄色。
ハノイの黄色はハノイの思想や伝統によるのではなく、フランスが植民地として南をイメージしたもののようだった。

*セザンヌが描いた黄色い石切り場(ビベミュス石切場)はエクス=アン=プロヴァンス。

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posted by ラパンアジルblog at 12:08| 観察 | 更新情報をチェックする
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