2012年04月27日

うどん屋の件

うどんは通常「コシがあるを良し」とする。
小麦粉を練って、細長く切って、茹でるシンプルな料理だから、
こだわるとすると、小麦粉の産地や種類、配合、塩、水、こね方、温度、寝かせ方、切り方、ゆで方をどうするか、ということになるが、こだわりの目標が概ね「コシ」になるので、食べた人が「うん、うまい、コシがある」と褒めれば、料理人は喜ぶことになる。

ところが、「コシがある」という言葉は、使う人によって、かたさ、弾力、粘度のことだったりする。ここにうどん好きの経営者Yさん親子が話の面白さがある。

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その日、Yさんは息子と共にお客さんを、最近、気に入りのうどん屋へ案内した。
店に入るなり、大声で店のうどんを褒めた「この店のうどんはかたいんだ!」と。
なんども褒めた「うどんがかたい!」と。
そのとき息子さんは<お父さん、声が大きい>と思ったそうなのだが、やがて出てきたうどんは、柔らかめだったというオチ。

昭和なお父さんは自分の褒め言葉の結果がよく理解できなかったらしい。
でも、息子さんはあとからお父さんに、うどんが柔らかかった理由、<何度も「かたい」と言う大声が調理場に届いたため、調理人が「かたい」を文句と誤解して、柔らかくした>を解説できたという。

Y家のうどん屋の件、キイは“褒め上手”。
相手に正しく伝わるよう、言葉への配慮力を高めると、おいしいモノを手に入れられる、という生活のヒントがここにあった。
そしてこれは、仕事に生かせるヒントでもある。
よい結果を手に入れたかったら、なにかをお願いするときは、相手に正しく伝わるよう、言葉への配慮力を高めるといい。

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ラベル:人間観察
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2012年04月18日

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