2012年09月24日

効率良いオーダーメイド

■調査に関してラパンアジルが考える「効率良い」とは、研究・開発者(ご依頼側)の知りたいことが早く的確にわかる、という考えに立っている。
それは、
1.わかっている目的に対しての理解を間違わない。
2.わかっていない目的も視野に入れ、現状にこだわらない。
3.対象商品・サービスの使用者を間違いなく探す。
4.対象商品・サービスのリアルユーザーを探す。

image016-2.png

5.「観察スキル」のある観察者が観察をする。

image021-2.png

6.観察したことを関係者全員が共有する。
これに適うことが、効率良いオーダーメイドの研究・開発支援に適うことと考えている。


posted by ラパンアジルblog at 14:52 | TrackBack(0) | 調査 | 更新情報をチェックする

2012年09月19日

便利に隠れる危険

押入れに設置されたダウンライトが原因の火災に関するニュースがあった。
事例は東京消防庁管内で、平成21年から23年で21件発生し、今年は1月〜7月末で5件が起きているという。このタイプの火災が増加傾向にあることから未然の注意を呼びかけたものとみえる。

ダウンライトとは、天井に埋め込まれた照明のことで、主に白熱電球が使われる。天井面にでっぱりが出来ないため、押入れ内部につけると、天井の高さいっぱいまで利用できて便利に思えるが、ここに危険が隠れている。
ダウンライトによる火事の原因は、高く積み上げられた布団や段ボール等が、ライトの熱で発火することが原因。押入れの天井にダウンライトをつけた場合は、使用後の消灯を必ず確認しないと危険なのだ。
東京消防庁が行った<ダウンライトに接触させた布団の燃焼について検証実験>では、ライト点灯の約10分後に布団から発煙し、約1時間後に発火している。

さて、一般家庭の火事の原因の上位は「こんろ」「ストーブ」など直接に「火」を使う道具となっているが、直接「火」が見えない白熱電球等では、「やけどの危険がある」ことや「出火する危険がある」といったイメージが湧きにくいので、写真を提示する等の視覚に訴えることが必要なようだ。
さらに、押入れ内部のダウンライトに、人感センサーやドア開閉センサーを使って、点灯消灯を行う場合には、消灯の確認が意識外になってしまいがちなので、特に注意が必要に思える。

<日常生活での思いがけない危険は、新しく生まれた便利な構造や機能に潜んでいる>ことがわかる事例だった。



東京消防庁の報道発表資料(平成24年8月14日)
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kouhouka/pdf/240814.pdf


このブログは、フィールド調査とユーザー調査を基軸に、効率良いオーダーメイドの研究・開発支援サービスを行う、株式会社ラパンアジル 寺内美知子のブログです。
お問い合わせ等は <info@lapin.co.jp> へお願い致します。

ラベル:問題解決
posted by ラパンアジルblog at 09:56 | TrackBack(0) | 配慮力 | 更新情報をチェックする