2014年03月23日

真実は細部にある

アメリカのTVミステリー・コメディの「Monk」というシリーズ。
神経質で潔癖症の元刑事Monkが、抜群の観察力と記憶力で、犯罪を分析して解決する一話完結のドラマで、ケーブルテレビ局向けベーシックチャンネル(USA Network)が8シーズン(125回)を制作した。
この作品以前、アメリカの人気TVシリーズといえば、力のある全米3大ネットワーク(NBC、CBS、ABC)が制作するものだったが、「Monk」の大ヒットがその常識を破ったといわれている。

Monkの推理では、何かしら「違和感」への気づきが起点になることが多く、違和感を起点として観察を積み重ね、来たるべき一瞬に真実を導き出す。

カントリーのレジェンド歌手ウィリー・ネルソンが犯人にされそうになる話がある(シーズン1)。
銃で殺されたのはW・ネルソンのマネージャー。現場に居合わせた盲目の女の証言で、W・ネルソンが犯人と目されていたのを、Monkは観察力と記憶力で真犯人を導き出す。
観察@盲目の女が住む家の壁に、家族写真がたくさん飾られていた。
観察A右手を怪我した警部に、盲目の女は「左手」を出して握手した。
@Aから導き出せるのは、女は盲目ではない、ということ。
これは、マーケティング調査と同じ手法なのだった。

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2014年03月20日

地図の説明

地図に弱い、という人と話した。
「笑っちゃうくらい道案内ができないんです」というので
「お気に入りの店への道案内をしてください」と頼んだところ
その人は、白い紙に長いふらふらとした一本道を描きはじめ、
右左に店名を配置しながら道案内してくれた。

この道案内には曲がり角がないのが特徴で、
説明を受けた方では長い一本道を行けば目的地に着けるかと思ったが、
実は、何度も角を曲がらないと目的地には着かないのだった。
但し、左右に配置された店は正確だったので、店のありかをたどることができれば目的地に着ける。

この人の視線は、常に道の左右の「店」にあって、目を引く店はいつも自分の目の前、つまり正面にあるという意識になっていて、頭が左右に動いていることが意識されない。
このため、まがり角が意識されず、地図はふらふらとした一本道になる、ことがわかった。

<関心のあることに目が向く>ので<頭が左右に動いているのが意識されない>というのは、地図に弱い人の特徴のひとつだと思う。
また、関心のあることというのは人によって違うので、道案内をするときには、まず<目の付け所を伝える>ことが肝心だと気づかされた。

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2014年03月10日

よい案内図

会場への案内図が送られてきた。
とても良い地図だったので、どうよいかをまとめておきたい。
それは、目にした瞬間の印象がすっきりと明るくて
つまりは、地図を読むのが面倒にならない、
@楽しい地図

地図上の目的地には、大きな吹き出しがついて
「目的の場所名」「ビル名」「階数」が書いてある。
当たり前だが、地図上で目的地が真っ先にわかる、
A目的地が目につく地図

最寄駅が3つあり、3路線使えることがわかる。
案内地図を見る時には、まず、路線を決めたいと考えるが、
この地図には太線で囲ったワクがあり、ここに、
路線=駅名=出口番号=徒歩所要時間がまとめて書かれている。
B交通機関の路線を選びやすい地図

これが決れば、地図で出口番号を確かめ、
そこから目的の「ビル名」までの目標になる建物を辿ればよい。
駅は概ね、地上2階や地下に改札があることが多いから、
出口番号を出たときに方向がわからなくなることが多いが、
この地図では、出口番号付近の建物名がはっきりしていて
方向音痴になりにくそうに思える。
C出口番号から地上に出た場所で迷わない。

ここで進む方向を間違えなければ、目的地に安心して進めることだろう。

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