2015年06月18日

ユトリロのラパンアジル

 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催されている「ユトリロとヴァラドン 母と子の物語」スュザンヌ・ヴァラドン生誕150年を見てきた。
 弊社名ラパンアジルのモンマルトル本家をユトリロが描いた作品が展示されているのを期待して行ったところ、期待通り、季節の違う3点の「ラパン・アジル」が展示されていた。
展示は制作年代にそっていて、1906年以前はヴァラドンの作品9点、ユトリロの作品は1906年の「ピエールフィットの風景」がはじめだった。
初期のヴァラドンの絵は写実的でまじめな印象があり、なかでも愛犬を描いた作品がよかった。後期には大胆にヴァラドン自身の個性を発揮した裸婦の絵が多かった。
描くうちに自分らしさを獲得していったヴァラドンに比べて、ユトリロは初めからユトリロそのものにみえる。作品の多くはモンマルトル周辺の風景画だが、なかでも「ラパン・アジル」は350枚ほど描いたという。モンマルトルに住んでいたという理由だけでなく、モンマルトルを離れていた時期にも、自分の絵や絵葉書を見ながら「ラパン・アジル」や「サクレ=クール」を何度も描いたといわれている。

今回の展示には個人蔵作品3点が展示された。
展示No.33 1916-18年頃 油彩/パネル 木の緑が美しいラパンアジル
展示No.46 1927年 グワッシュ/厚紙 小さな男女がいる春のラパンアジル
展示No.57 1933年 油彩/キャンバス 雪上を歩く人のいる雪のラパンアジル

No.33                 *絵葉書を撮影
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■ヴァラドンとユトリロの略年表
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■ヴァラドンと親しかった画家たち
・ピエール・ピュヴィス・ド・シャバンヌ
・ピエールーオーギュスト・ルノワール
・エドガー・ドガ
・アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
・エリック・サティ(作曲家)

■ユトリロがくりかえし描いたモンマルトル
・サクレ=クール寺院
・サン=ピエール教会
・ラパン・アジル

■ヴァラドンとユトリロが住んでいた La Maison Rose はいまはレストランになっている。ユトリロが描いた「La Maison Rose」はオランジュリー美術館蔵。
■ユトリロの墓はラパンアジルの西側にあるサン・ヴァンサン墓地にある。

■今回展示にはないが、ベルナール・ビュッフェもラパンアジルを描いている。


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2015年06月01日

紹介記事の掲載

日本感性工学会誌のベンチャー紹介コーナーに弊社を掲載いただきました。
日本感性工学会誌 第13巻2号 2015年4月 98頁
記事内容はこちら↓ 
感性工学Vol.13No.2_ベンチャー紹介_ラパンアジル_寺内美知子.pdf



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