2020年08月27日

平成ネーミング-4

平成ネーミング振り返り
日本ネーミング協会の会報に寄稿した「平成ネーミングの振り返り」は、平成時代を5年ごとに区切って、気になるネーミングをノミネートしたが、こちらに書き足し再掲します。

平成16年(2004年)から平成20年(2008年)。
2004年はFacebook が生まれた年、当初の登録は学生限定だったが、2年後には一般にも開放されて急速に広まり、最大規模のSNSとなった。
2006年にはTwitter が始まった。また、2007年には iPhone が発売、2008年のファッションではファストファッションブームが起きた。
ファストファッションとは、トレンドを素早く取り入れた低価格ファッションブランドのこと。ユニクロ、GU、ZARA、GAP、H&Mなど。

ヘルシオ
シャープ 2004年(平成16年)
シャープが大阪府立大学と共同開発した加熱水蒸気だけで調理するオーブン。加熱水蒸気で調理すると、食材の表面から塩や油が流れ落ち、ヘルシーな食べ方に適うという。高齢者の増加に伴い、成人病などの理由から日常の食事で塩を制限している人も多いことから、ヘルシオを漢字変換して「減る塩」と読ませる意図もあったかもしれない。

Wii
任天堂 2006年(平成18年)
家庭用ゲーム機 Wii(ウィー)。英語「We」から「私たち誰でも」というイメージ。それは従来までのゲームオタクだけが楽しむゲーム機ではなく、誰もが楽しめるというコンセプトを表していて、ゲーム世界の革命を起こすことを目指したネーミングだった。ウィーはまた仏語の「Oui」と発音が似ていて肯定的なイメージを持たせる効果もある。(平成18年/2006年)

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平成ネーミング-3

平成ネーミング振り返り
日本ネーミング協会の会報に寄稿した「平成ネーミングの振り返り」は、平成時代を5年ごとに区切って、気になるネーミングをノミネートしたが、こちらに書き足し再掲します。

平成11年(1999年)から平成15年(2003年)
バブル崩壊後の1993年から2005年まで有効求人倍率は1を下回り、フリーターや派遣労働といった非正規雇用が増加した。
就職氷河期と呼ばれる厳しい時期だったが、2000年前後にはミレニアムを祝うイベントがが行われ、テーマパーク『USJ』、『TDS』の開業、映画『ハリーポッター』、『ロード・オブ・ザ・リング』、『千と千尋の神隠し』とファンタスティックな出来事や作品が大ヒットした。

AIBO
ソニー 1999年(平成11年)
「AIBO」とは、Artificial- Intelligence- robot の略で、「相棒(あいぼう)」とも読める名称。古代からヒトの傍らで暮らしてきたイヌの形のロボットだ。発売時の姿はフルフェイスヘルメットを被ったような未来的な姿、スターウォーズに出てきそうなイヌだった。時を経て2018年に復活した「aibo」は大きな瞳をもつ愛らしいワンコの姿。都会人がイヌに求める「癒し」を形にしたロボットが生まれた。
 
生茶
キリン 2000年(平成12年)
甘みと旨みに着目して、まろやかな美味しさを提供した緑茶飲料。「生」と名付けたのは、生ビールや生チョコにある素材重視の本物感が、緑茶飲料で目指した味と共通していたから。発売時のボトルには、大きな茶葉から、しずくが垂れるグラフィックで、「生」感覚を伝えた。

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