2016年02月09日

原料を見直す(2)

「カカオとヘーゼルナッツと砂糖しか使っていないのに、どうしてこれほど美味しいジャンドゥーヤが作れるのか」と世界のショコラティエを驚かせている才村由美子シェフ。小柄な体に力強さを漲っている印象。特に肩から腕の逞しさは一流シェフの証に見えた。

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上の写真のヘーゼルナッツは2016年バレンタインのために来日した才村シェフがイタリアから携えてきたもの。ヘーゼルナッツ(英: Hazelnut)は、カバノキ科ハシバミ属の果実(堅果)。チョコレートとの相性が良く、なかでも代表的なのがジャンドゥーヤ。

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才村由美子シェフのお店のあるイタリア・ピエモンテはヘーゼルナッツの産地で、ショコラティエはどこも「ジャンドゥーヤ」の腕を競う土地柄という。才村シェフは「ピッコロジャンドゥーヤ」を最高のジャンドゥーヤに作り上げ、イタリア代表として出場したインターナショナルチョコレートアワード(International Chocolate Awards )で、2014年、2015年と二年連続で金賞を獲得している。
「ピッコロジャンドゥーヤ」を口に入れると、薫り高く濃厚なのにとても爽やかでキレがいい。粘らず爽やかに消えていくので、ついもう一つ食べたくなるのだ。
原料は、南米産のカカオ豆を使ったビーントゥバー製法のチョコレートと、ピエモンテ産ヘーゼルナッツを自家焙煎して使う。シェフ自身が選び抜いた原料を使い、試行錯誤の結果、たどり着いたのは「形状」だったという話を伺った。「最後の最後に、形を変えたら、急に売れるようになった、賞も取るようになった」という。
原料を極めた上で、出来上がり形状を見直すことで、美味しさが完璧なものになったのだ。
ラベル:商品力
posted by ラパンアジルblog at 16:08 | TrackBack(0) | 商品力 | 更新情報をチェックする

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