2019年07月10日

紅露工房

自分の仕事や生き方で、理想を追求したい気持ちがある。
あるけど、諦めている。理想を追求していたら生活ができないから。
もし、そんな気持ちになったら、読んで欲しい「紅露工房シンフォニー」。

理想の追求には瞬発力ではなく持続力がものをいうし、<実行して検証して修正かけて進む>のが追求だと、この本は見せてくれる。

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石垣昭子 (著), 山本眞人 (著) 2019年発刊

西表島(いりおもてじま)の紅露工房の石垣昭子さんと夫・石垣金星さんの暮らしは、一年を季節と共に暮らす、畑を作り植物を育て、芭蕉や蚕から糸を紡ぎ、天然素材から得た色で染め、布を織る、着るものを作る。
この島の暮らしには、都市生活の騒がしい雑音がない代わりに、季節の手仕事がたっぷりとあるから、瞬く間に一年一年が過ぎるのではないか。
といって、追われるのではない、感じて考えて味わう時間が季節ごとに巡るのだろう。

生活と理想、仕事と楽しみ、それは相いれないとフツー諦めるけど、相いれるものかもと考えさせてくれる。

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2017年12月30日

年末のこと

京橋の明治本社ビル1階にある『100%チョコレートカフェ』が閉店した。

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あらためて閉店理由を探ると、「チョコレート文化の普及や知見の獲得に一定の成果を上げたため」というのだが、明治のチョコレート愛・本気度がダウンしてみえるのは否めない。
「チョッコレ〜ト・チョッコレ〜ト・チョコレ・イ・ト〜は・め・い・じ♪」というジングルも、今年2017年バレンタインには「チョコレイトはめいじ!」と怒鳴り調だったしなぁ。

ついでに言うと、今のビルに建て替える前の明治製菓ビルは昭和初期のどっしりとした建築。服部時計店やホテルニューグランドも設計した渡辺 仁(1887年生-1973年没)が設計したビルだった。
古いものが新しくなっていくのは歓迎すべきことだけど、歴史ある「企業イメージやブランド」を受け取る者は、「先人の功績を生かす新しさを追求」するべきだろう。決して近視眼的な策ではなく。

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2017年07月30日

想像力

半分しかない、とみるか
半分ある、とみるか
その見方に心もちが映し出される、という。

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そうね。たしかに、不満は心が生み出しているもの

それから、ハーフの折り返し地点をどう感じるか、ということも
コップの半分の水は考えさせてくれる。

想像力について、AI研究者マーガレット・ボーデンが3つに分類できるとした、と知った。
1.知られたもの同士を繋げて知らない組み合わせにする
2.既存の枠組みの中で試されていない空白地を探す
3.考えの枠組みや定義そのものを変えて本質を捉え直す

Margaret Ann Boden 『人工知能と人間 Artificial Intelligence and Natural Man』

ラベル:問題解決
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2016年01月11日

いのちを生かす

日比谷公園にあるイチョウの巨木は「くびかけイチョウ」と呼ばれる。
それは「首掛け」ではなく、「首賭け」の意味。

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松本楼の前に立つこのイチョウは大きく枝葉を伸ばした雄大な姿だが、公園開設以前は日比谷見附(現在の日比谷交差点の脇)にあった。
1901年(明治34)この時すでに大木だったのが、道路拡張で伐採されそうになり、それを知った日比谷公園の設計者の本多静六博士が「首にかけても移植を成功させる」と移植した木のために「首賭け」と呼ばれているという。

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2014年09月29日

無意識の設計

気持ちよく過ごすために、自分のファッションが周囲に与える影響について考える経験をした。
TPOという約束事とは違う、もっと軽やかな楽しいことであり、
影響を設計する、デザインのことでもある。

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この日、セミナーで訪れた会社は白いテーブルとイスが並んだ空間。
白いイスの中に気まぐれ的に、若草色とピンクのイスが混ざっていて、
参加者はどこに座ってもよかった。

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グレー系パンツの私はピンクに座りたかったけど、
既に荷物が置かれていたので隣の白へ。

そして、ピンクのイスに座った人を見ると・・
すてき!
スモーキーなラズベリー色のパーカーとスニーカーを着た男性。
美しい配色が見る者を楽しませて、気持ちよい雰囲気が醸し出されていた。

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あとで「ピンクのイスを選んで座ったのですか?」と訊ねると、
特に選んだわけではない、とのこと。
でもきっと、無意識レベルでピンクのイスを選んだのだと思う。

無意識に環境を利用できる感性が素敵。
そして、環境側からいうと、
感性の高い利用者によって楽しい環境を完成できるよう設計された空間なのだと感じた。

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2014年07月14日

買いもの

買いもの、特に旅行先での買いものには気合が入る。
いつもと違うことをしたい心理状態の上に、
次はいつ来れるかわからない不安要素が加わって、
買い損なってはいけないという気持ちになる。

一方で、そんなに買って持って帰れるか?
という問題も起きる。
これに対する解決策が「キャリーバッグの現地購入」

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こちらはユニクロやブランド店が並ぶ銀座通りのバッグ専門店。

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店の前を通りさえすれば、
@キャリーバッグを売っていること
Aサイズと色
B価格
が一目でわかる。

この店でキャリーバッグを各々が色違いで買う中国人旅行者はとっても多い。

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