2018年12月23日

新しい需要

キンチョウは、大日本除虫菊株式会社という会社で主力商品は殺虫剤。
「タンスにゴン」や「虫コナーズ」など商品名もCMもインパクトが強い。
でも、インパクトあるナ〜と思って見ていたら、キンチョウの思うツボ。
最近の「ティンクル」もうまい伝え方だと思った。

まず「ティンクル」は主力のカテゴリーではない。
サブの住宅用洗剤カテゴリーで、旧サンポールからの譲渡品が多い部門、
さらに言うとキンチョウは、殺虫剤、殺鼠剤や<まぜるな危険>系の洗剤が多数。

そのなかで「ティンクル」<お酢のチカラ>を利用する洗剤。
お酢のチカラで汚れを落とすのだから、洗剤の中では「安全安心」や「ナチュラル」や、環境や手に「優しい」にも適うというのが特徴。
でもCMで、そこのところには触れない。

「ティンクル」を<キッチンのシンク専用洗剤>と位置付け、
<シンクの水垢を落としたいなら、シンク専用を使って欲しい>と訴える。
これを伝えるため、
<シンクはお皿と同じ洗剤で洗えばいいと思っていた?>と切り込んでくる。

ティンクル-02.jpg

■主婦姿の滝藤賢一■「シャンプー全身」篇
シンクはお皿と同じ洗剤で洗えばいいと思ってた?
えー!
えー!
あなたシャンプーで全身洗っちゃう人?
シンクにはシンクの洗剤
お酢のチカラ
キンチョウ ティンクル

http://www.kincho.co.jp/cm/html/tincle_shampoo/index.html

ティンクル-01.jpg

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2018年09月25日

価値の発見

シンプルな素直な「価値の発見」の方法として「現実を見る」があります。
直視。これが意外に難しい。

価値の見つけ方.png

私は、自分の価値観にとらわれて物事を見がちだ、
私は、過去の経験に頼って物事を見がちだ、
この2点を排除して、目の前に起きている「現実を見る」ことが求められます。

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2018年09月03日

品質

品質に影響する3要素の図

品質.png


ラパンアジルの仕事は新しい「感性品質」をどう創っていくか、その感性的魅力をどう伝えるか、どう伝え続けるのがよいかという経験の設計を含めて、マーケティング支援をするところにあります。

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2017年12月20日

ダイエット・サンタ

子どもの頃のクリスマスの思い出はキリストの生誕劇に始まり終わる。だから、サンタクロースのイメージは本によって作られた。赤い服の、ピンクの頬の、陽気な、太ったサンタクロースだ。

それがいま、サンタクロースと聞いてはじめに思いつくのは『銀魂』のサンタ&トナカイに、なった…(『銀魂』第12巻 第99訓 )作家・空知英秋氏が生んだ、このサンタは、子供を慈しみそうにないサンタで、陰険そうなキャラ。トナカイはトナカイでサンタに楯突くヤツである。
もう、これを読んだときにはひっくり返って大笑いした。
商業ベースではない、もちろん聖者でもないサンタの出現だ。ウソ偽りのないフツーの人としてのサンタ。

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さて、本来のサンタのイメージである、太った体に赤い服と帽子、白いひげと大きな袋という姿はアメリカで作られたのだという。
トーマス・ナスト(1863年の『ハーパーズ・イラストレッド・マガジン』)の絵が、ノーマン・ロックウェル(1920年以降)、ハッドン・サンドブロム(1930年代から「コカ・コーラ」の広告)のイラストに影響を与え、サンタクロース像を定着させた。

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日本には1910年代の雑誌『子供之友』に既に、太った体に赤い服と帽子、白いひげと大きな袋のサンタクロースが登場している。

さて2017年のコカ・コーラ「リボンボトル」のサンタクロースは時代に合わせてややスリムになった。この先、「ダイエット・サンタ」出現も近いのか?

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2017年02月26日

バレンタインデー

少し前まで、バレンタインデーには「チョコレートに思いを乗せて女性から男性へ愛の告白をする」というストーリーがあった。
それがバレンタインデーの文脈。ところが、義理チョコ、MYチョコ、友チョコ、家族チョコと、どんどん対象は広がっていき、当初の「女性から男性へ」というストーリーはすっかりニュースから外れてしまった感がある。
そんな今年の2月14日、電車で出会った若い女性の姿はとっても新鮮だった。
彼女は、手作りチョコが入っているらしい紙袋を、何度も覗き込んで確かめていたのだけれど、その真剣なまなざしにも、丁寧な指先にも、ピュアな思いが表れているようだった。

最近のバレンタインデーは、義理チョコは下火にみえ、父や兄弟や夫、恋人、友人へと身近な人への広がりが上向きにみえる。

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大ヒットした(2016年秋放送)TBS系列ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』は、雇用主と従業員という関係の「契約結婚」をするふたりが主人公でありながら、相手を思いやる心はたっぷりとある、のが魅力的なラブコメディだったが、リアルな社会でも、相手を思いやる心への関心が高まっているのだろうか、と考えた。

*『逃げるは恥だが役に立つ』原作は漫画、作者は海野つなみ、2015年第39回講談社漫画賞・少女部門受賞。
*国内の年間チョコレート小売り金額は5040億円(2015年/日本チョコレートココア協会)。バレンタインデーの市場規模は年間売上高の2割以上を占めるとみられ、1250億円程度(2015年)とみられる。

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2017年01月31日

動物のチカラ

花粉の季節到来。コンビニのキャンディ売場にも花粉症対策の飴が並ぶ。

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カンロ「花鼻迷惑」は、「甚だ迷惑な花粉」をもじったのかナ?
花が鼻に迷惑?花でぐしょぐしょの鼻に(私が)迷惑?・・・って、どこに迷惑なのか、兎に角、「花粉症対策」とは一目でわかるパッケージ。

サクマ「おはなのど飴」は、ハリネズミの顔アップ。
見るとすぐ、ティッシュのネピア「鼻セレブ」のウサギを思い出す。
「鼻セレブ」はふわふわの白ウサギの毛がやさしそう〜、因幡の白兎(古い?)の話も連想するしね、と荒れて痛い肌にやさしそうなイメージとつながるのだが、「おはなのど飴」なんでハリネズミなんだろう?
突きでたピンクのお鼻がかわいいから、いいか。

さて、写真を見せた年齢の異なる女性10人中10人が、かわいい〜とハリネズミに目が釘付け、だった。
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